今一緒に働いている、「K林」君は、約1年前、88kgの巨体でしたが
その後、半年間に渡る激烈なダイエットを経て、彼はついに71kgまで体重を落としました
これは数字だけ見ても極めて劇的な変化ですが、恐ろしいことに「体重が減った」というのはK林君の変化を語る上ではごく一部の側面でしか無いのです。
体重の減少に伴い、彼は人間として大きく変化しました
体重が重かった当時のK林君は、とにかく内気でシャイで内向的、イビキはうるさく、口は臭くて声は低く、パイ毛やギャランドゥはこれでもかという程に鬱蒼と皮膚の表面で繁殖していました。
パイ毛は通常、乳首を中心として半径4cm以内に収まるのが定石となっていますが、彼のパイ毛は左右の乳首からそれぞれ半径37.6cmの範囲をカヴァーしておりました。
尚、左右のパイ毛の交わる部分つまりベン図で言うところの「例のあの交わってる部分」には信じ難い程の密度でパイ毛が茂っていました
尚、ギャランドゥはヘソと陰茎を6:4に内分する点Pを中心として半径7cm以内が相場として定めされていますが、彼のギャランドゥは点Pを中心として半径55.6cmをカヴァーしておりました。
彼の左右のパイ毛及び彼のギャランドゥが全て交わる部分、つまりベン図で言うところの「あの例のめっちゃ交わってる部分」には、にわかには信じ難い程の密度でそれらが茂っており、
余りの圧倒的な密度の高さが故に、そこにはまるで「大いなる一本の毛」が生えているようにすら見えることで有名でした
当時の彼は言葉も殆ど話さず、服らしき物はと言えば7年前から身体に巻き付けているハンモックのみ。
そしてヘソからは、直径18cm程の黒い球体(通称 "ガンツ")が3時間に4つずつのペースで出ていました。
実際に彼が「動く」ということは殆どなく、大地に根を張り肥沃な土壌から養分を吸い取り、タンパク質が足りなくなるとパイ毛に絡まって死んだ虫達を毛穴から吸収していました。
しかしそんな彼は、ダイエットをし急激に減量。そして、みるみるうちに変化
あれよあれよという間に二足歩行の恒温動物なったかと思えば、速やかに爽やか細マッチョになり、その後早稲田大学を卒業し、ITリテラシーも高まりました。
いつからか前向きな発言が増え、社交的になり、社交性を高め、社交性を極め、社交ダンスを始めました
極端に明るくなった彼の趣味は、今では、カフェ巡りとオシャレランチとタンポポ畑とサーフィンとハローキティ。
花柄のワンピースに大量のスネ毛というスタイルでファッション業界の異端児として渋谷109を席巻しています。
外見の変化は、大きく内面へと影響を及ぼすのです。
P.S.
仕事で関係のある皆様、失礼致しました。上記には多少の誇張表現が含まれております。
小林君はとっても元気で信頼の置ける人物ですし、決して虫も摂取しません
(ただしガンツ的な物体がヘソから出ていたのは紛れも無い事実ですので、弊社としても厳重に対処して参る所存で御座います。)